こんにちは、うにです!
この記事では、社会人うにが取得した資格試験「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(AWS SAA)」の難易度やおすすめ参考書、勉強方法などについてご紹介します。
前段として「AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)」という資格を取得したのですが、「せっかくならもう少し難しい試験にもチャレンジしたい!」と思い、次のステップであるAWSソリューションアーキテクトアソシエイトを受験しました。
結果から言うと、合格はしましたが、AWSクラウドプラクティショナー(AWS CLF)よりだいぶ難しい!
きちんと勉強し始めてから、4か月で受験してぎりぎり合格スコアでした。
本記事では、知識ゼロからAWSクラウドプラクティショナーを取得後、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトを取得するまでの体験談をまとめていきます。
- AWSソリューションアーキテクトアソシエイトに合格するための参考書や勉強法を知りたい
- AWSクラウドプラクティショナーと比較してどれくらい難しい?
- どれくらいの勉強時間でAWSソリューションアーキテクトアソシエイトに合格できる?
という疑問をもつ方の参考にしていただければと思います。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)とは
クラウドプラクティショナーの前に…そもそも「AWS」ってなに?
AWSとはAmazon Web Serviceの略称で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスのことです。
「Amazon?通販の会社?」と思っていたのですが、実はAWSは、世界で最も利用されているクラウドインフラサービスです。
クラウドインフラサービスにおけるAWSの市場シェアは約33%で世界1位。(調査会社Synergy Research Group調べ、2021年第2四半期)
「このシステムはAWSのクラウド基盤で動いていま~す!」なんてわざわざ言われないので気づきにくいですが、
使っているあの決済サービスも、遊んでいるあのゲームも、乗っている交通機関も、裏でシステムを支えているのはAWSのクラウドサービスかもしれません。
実はこのブログもAWSのサーバーでホストされています!
クラウドについての実務知識が欲しければ、まずは クラウドインフラサービスでシェアNo1のAWSを学ぶのが王道!といえますね。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)の内容と難易度
では、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトはどんな内容なのでしょうか。
AWSの認定資格は全部で12種類あり、基礎→アソシエイト→プロフェッショナルの順にレベルが上がっていきます。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格はこの中で「中級」にあたる部分。公式サイトでは以下の経験がある人を対象と定義しています。
- AWS テクノロジーに関する経験
- オンプレミス IT の経験、オンプレミスとクラウドのマッピングの理解
- 他のクラウドサービスでの業務経験
AWSクラウドプラクティショナーが「未経験者や、ビジネスでAWSシステムに関わる可能性のある人」を対象としているのに対し、
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格は「AWSシステム構築の実業務に携わる技術者で、これからより実用的な知識を身に着けていきたい人」を対象にしているという理解です。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格を有しているということは、クラウドサービスおよびAWSを多少なりとも自分で触れる人であるという証明になります。
これからAWSを使ったシステムの開発に関わりたいという人や、自分で何かAWSを使ったシステムを立ち上げてみたいという方にとって、知っておいて損はない内容になっています。
一方でサーバやデータベース、ネットワーク等についての基礎知識が全くない状態からスタートしてしまうと、クラウドやAWSサービス以前に、設問で何を聞かれているのかがわからないという状態になってしまうかもしれません。
公式の説明では「クラウドおよび豊富なオンプレミスでの IT 経験があることが望ましいです。」という記載があります。
うにの感覚ですが、目安としては
があれば、スムーズにスタートラインに立てるかなと思います。
AWSを業務でゴリゴリ使っています!という方なら、いきなりSAAでも大丈夫だと思います!
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)ってどんな試験?
試験の受験料は15,000 円(日本語版/税抜)。高い!AWSクラウドプラクティショナーよりも4000円も高いです。しっかり対策して臨みましょう。
試験時間は130分で、合格点は1000点満点中720点以上です。
「各設問の配点は公開されていない」かつ「統計的な情報を取得するために採点対象にならない問題が含まれる」という特徴がありますので、
「何問以上正解で合格」という判断はできません。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)おすすめ参考書と勉強方法
おすすめ勉強方法 Udemyで講座を受ける
AWSクラウドプラクティショナーの受験時は参考書+模擬問題集だけで乗り切れたのですが、
AWSソリューションアーキテクトアソシエイトは実際の画面で手を動かしておかないと、各サービスの内容や使い方のイメージがつかず厳しいです。
こちらのUdemyの講座を素直に受けました。
47.5時間分の講義となかなかの大ボリュームですが、説明・ハンズオンいずれも丁寧で完成度の高い講座になっています。
受験対策の軸はこれでOKです。
おすすめ勉強方法 参考書を読む
前述のUdemyの講座1本をきっちり受ければ知識としては十分だと思いますが、「わからないところをパッと確認したい」というときに動画講座では少し不便です。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト用の参考書も併用して勉強を進めました。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」です。
こちらは1から順番にしっかり読み込むというよりは、
- Udemy講座をコツコツ進め、Udemyの演習問題を解く
- 「これって何だったかな…」というところを参考書で調べ、周辺を読み込む
- Udemyの講座が終わったら、参考書の練習問題を一通り解いてみる
という使い方をしました。
参考書の練習問題で一通り間違えずに答えられるようになったところで受験を申し込み、勉強開始から4か月のタイミングで受験、無事合格しました。
Udemyのボリュームが多かったので、クラウドプラクティショナーの4、5倍くらいは勉強時間がかかった印象ですね。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA) 受験結果
「AWS トレーニングと認定」のマイアカウント>試験履歴からスコアを確認。
うにのスコアは…735点!
ぎ、ぎりぎりだー!!
受験料が高かったので本当に受かってよかったです!
それなりに対策していったつもりだったのですが、実際に受験してみると難しくてどうしようかと思ったので、もうすこし勉強時間をとってから受験すればよかったかな?と後悔しました。
資格をとってゴールではないので、引き続き精進していきたいです!
CLFに続き、良い感じの認定バッジをもらえます。
まとめ
本ブログ記事では、知識ゼロからAWS CLFを取得したうにが、AWSソリューションアーキテクトアソシエイト試験(AWS SAA)に合格するまでに取り組んだ勉強方法についてご紹介しました。
AWSへの理解が深まったことでこうしてブログを立ち上げてみたり、これから試してみたいことが色々と出てきて楽しいです!
まだまだ上級試験がありますが…AWSソリューションアーキテクトアソシエイトでも結構大変だったので、どうしようかな?という感じです。
今後受験を考えている方の参考にしていただければ幸いです!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました♪